歯の豆知識

歯の豆知識

歯医者さんが怖い子がニコニコ通えるようになる方法

★歯医者さんが怖い子がニコニコ通えるようになる方法★

 診療室に入らなかったり、なかなか診療や治療をさせてくれないお子さんがいませんか?しかし怖がるからと言って治療をしなかったら、むし歯やその子の口腔の健康を守る事ができません。そこで今回は子供が歯科受診を受け入れられなくなってしまう原因を探り、どうすれば通院できるようになるかについてお答えします。

1.どうしてこの子は診察させてくれないの?

 ①歯科治療の必要性を理解できる年齢でないから

 ②発達障害があるから

 ③過去に嫌な思いをしたから、拒否したら帰れたことがあったから

 ④保護者が歯科医院の怖いイメージを与えてるから

 ⑤術者やスタッフの態度に不安を感じるから

子供が歯科治療を受けられない理由は、主に5つの事が考えられます。

 ①②については子供の発達段階であるだけで何らかから学習したものではないと考えられます。③④は過去の体験や保護者からの情報から歯科診療=恐怖と学習したと考えられます。そのためにはなにが怖いかを知る事が大切です。

 

 2.何が怖いかを知る為に

   ①これ以上怖いイメージを抱かせない!

→子供の歯科治療においては患児と歯科医師、医療スタッフの間に保護者がいるため相互関係が成り立ちます。親が持ってる歯科治療のイメージや、親からの話、診療室での親の表情や言動に大きく影響を受けます。たとえば、「言うことを聞かないと歯医者さんに連れていくよ」「注射をしてもらうよ」など親自身が罰として子供に伝えることが多いようです。ですから、家で歯医者が怖いというイメージをなくすことが必要です。だいご歯科クリニックでは無料で入れるキッズクラブや、季節に合わせたイベントを行い、歯科への恐怖心を取り除く為努力しています。そのため歯医者は怖くない、歯医者に行きたいといった声も多く寄せられているので一度歯科検診がてら来てみてください。

  ②当院で行っている取り組み

子供用のスリッパの柄を10種類ほど用意しています。診療室に入る前に好きなスリッパを選んでいただくことにより、診療室に入るときから楽しんでいただけるのではないかと思います。診療室内では、季節に応じて子供用エプロンの柄を変えたり、紙コップの柄を変えたりなど飽きないような工夫もさせていただいたり、ユニットごとにパソコンが置いてあるのですが、パソコンのマウスをクルマの形にしたりと診療室内でも楽しんでいただける工夫をさせていただいているので、是非そのような所にも注目して頂ければと思います。また、先ほどお伝えしたように、当院ではキッズクラブをご用意しています。キッズクラブに加入していただけると、様々な特典がついてきます。ポイントカードも用意していて、お子様が定期検診に5回来院していただくと、更に特典がついてきます!

このようにお子様に喜んでいただけるような工夫をさせていただいてるので、初めは泣いてお口を開けれなかったお子様でも、通院しているうちにだんだん慣れてきて、上手に治療ができるようになっています!

 

                              

 

 

肺炎予防と口腔ケア

肺炎予防には口腔ケアが大切と聞いたことはあるけれど、なぜ肺炎予防になるのか?また、口腔ケアとはなにをすればいいのか?と思ったことがあるのではないでしょうか。

 なぜ口腔ケアは肺炎予防になるの?

まず、肺炎には「誤嚥性肺炎」というものがあります。唾液や食べ物を飲み込むときに、食道ではなく気管に入ってしまうことを誤嚥(ごえん)といいます。通常なら気管に食べ物などが入ってしまうと、むせることで気管から異物を出す反射が起こりますが、この反射が鈍ってしまうと異物や肺炎の原因となる肺炎球菌や口腔内の常在菌が肺に入ったままになってしまい、肺の中で炎症が起こることで肺炎を起こしてしまいます。

口腔内には約300種類の細菌が数千億個以上も存在しています。きちんと歯磨きをしなかったり、歯石がついているのをずっと放置して口腔内の状態が悪くなると、細菌の数が1兆個近くにまで増えてしまうと言われています。

 歯垢と歯石の違いって?

【歯垢(プラーク)】

歯の表面に付着しているネバネバした汚れが歯垢(プラーク)と呼ばれるものです。歯垢の中には、1mgあたり約1~2億個の細菌が存在していると言われています。この歯垢は、食後およそ4~8時間ほどで作られます。粘着性が強く歯の表面にしっかりと付着しているのでうがいだけでは除去することが出来ない上に、放置してしまうと毎日の歯磨きでは落とせない歯石に変わってしまいます。

 【歯石】

磨き残された歯垢が硬くなったものが歯石です。磨き残されて2日間程で歯石に変わってしまうと言われています。歯石に変わってしまうと歯ブラシでは除去することができないため、歯科医院で特別な器具を使って除去してもらう必要があります。また、歯石の表面はザラザラしているため、そのままにしていると歯石の上に歯垢が付着していってしまいます。

 

口腔ケアとは?何をすればいいの?

口腔ケアには2種類あります。

  1. セルフケア:自分自身で行うケア(毎日の歯磨き)

まず、一つ目の毎日行うセルフケアですが、ただ歯を磨くだけではなく歯垢の着きやすいところに気を付けて磨く必要があります。【歯と歯の間】【歯と歯茎の境目】【かみ合わせの面の溝】が磨きにくく、磨き残しの多い場所になっています。歯と歯の間は歯ブラシの毛先が入らないため、デンタルフロスや歯間ブラシを使用し、歯と歯茎の境目は歯ブラシを斜めに当てて、小刻みに磨くと歯垢除去できます。かみ合わせの面の溝は磨くのを忘れてしまうことがあるため、磨く順番を決めると磨き残さず行う事ができます。

    2.プロフェッショナルケア:歯科医院で行うクリーニング(歯石除去など)

二つ目のプロフェッショナルケアですが、歯石や歯茎の中の汚れなど専用の器具を使用しないと除去できない汚れを歯科医院でクリーニングすることをいいます。

 歯垢や歯石が付着していたりすることにより、自分では気が付かないうちに虫歯や歯周病になってしまうことがあります。虫歯や歯周病の早期発見、肺炎予防のためにも定期的にプロフェッショナルケアを受けることが大切です!ぜひ定期検診に来ていただき、私たちに歯の健康、身体の健康を守るお手伝いをさせて下さい!!

 

指しゃぶりをやめさせる時期とやめさせ方

診療中、お子様の指しゃぶりで悩まれているお父様やお母さまからのご相談をよくうけます。指しゃぶりに関しては、1歳ころまでは成長・発達において意義のある行動になりますので、無理にやめさせる必要はありません。むしろ、無理にやめさせることで、他の悪習癖につながる恐れもあります。3歳ころになると社会性も発達し、恥ずかしいという気持ちが芽生えることで自然にやめるお子様が増えてきます。4歳前後でまだ指しゃぶりを続けている場合、かみ合わせや歯列に悪影響が出る可能性が高いです。指しゃぶりはどのような影響を与えるか、やめられるようにするアプロ-チ方法を紹介していきます。

最初に指しゃぶりはどのような影響を与えるか?についてです。

→歯列、噛み合わせの影響

・前歯を圧迫させることにより歯がねの方に圧下してしまい、上下の前歯の間に隙間ができてしまう。

・親指を吸うことで上の前歯が前に押されて舌の前歯が後ろに押されて出っ歯になる。

 →口元の影響

・指をしゃぶっている時にひ使っている筋肉が吸っていない時にはゆるんでしまい、ぽかんと口唇が開いたままの状態になる。

 →皮膚への影響

・指しゃぶりによって指の吸いダコ、指がふやけてきたりします。

上記のように指しゃぶりはこのような影響があります。

 

次に指しゃぶりをやめられるようにするアプロ-チの方法についてです。アプロ-チの方法としては、以下のようなものがあります。

   ①やめなければいけない理由をきちんと説明する。

   ②自分の口の中がどうなっているか?指を吸うと何が悪いか?なぜやめないといけないのか?を説明し、理解してもらう。お母さんから日常的に言われて気にしなくなっている子には、歯科医師や衛生士から説明することで、重大さに気づく場合もあります。

   ③ゴールの目標日を決める。誕生日や入園・入学などの子供にとって節目のタイミングを指しゃぶりの卒業する日としてゴ-ルを決めます。数カ月前から設定し、『この日でお指にバイバイしようね。』と継続的に言い聞かすことで、子供の心の準備が整いやすいです。

   ④ご褒美を活用する。目標を達成できた日には、子供のお気に入りのスタンプやシ-ルをカレンダ-に貼ったり、好きなおかずを夕食に加えたりすると、子供のモチベ‐ションが上がります。ご褒美は高価なものでなくても構いません。

         ⑤物理的に指をブロックする。手袋や指サックをはめたり、サイズの大きいパジャマの袖口を縫い付けて指を隠します。お母さんの手やお気に入りのものに置き換える。

    ⑥気持ちを落ち着かせるために、代替案を提案します。寝つきに指しゃぶりがある子には、吸っている指の手をお母さんに握ってもらったり、お気に入りの人形・おもちゃと一緒に寝てもらいます。

          ⑦指のせいにする。指しゃぶりをしたとき、本人ではなく、しゃぶる指に対して『○○ちゃんのお口に入っちゃダメよ。』と叱る。

このような方法を試していただいて、お子さんの指しゃぶりの卒業を目指しましょう。

 

 

矯正 マ-スピ-ス

皆さんは矯正装置ときいて何を思い浮かべますか?

一般的に思い浮かべるのはワイヤー矯正とよばれる、歯に装置を付けるものだと思います。

こちらはワイヤーが見えて見た目が気になることや、矯正器具があることによってセルフケアがしにくく虫歯や歯周病になりやすいなどがあり、このようなデメリットを見て歯並びで悩んでいるのに矯正治療を諦めてしまう方もいるかと思います。

そんな方におすすめしたいのがマウスピース矯正です。3Dプリンタを用いてシミュレーションし、微妙な歯の動きを予知し、マウスピースを作ります。最新のマウスピース矯正は透明なマウスピースを装着するだけなので見た目が分かりにくくワイヤーやブラケット装置がないため今まで通りのセルフケアが出来るというメリットがあります。

 マウスピース矯正は1997年にアメリカで始まり、2016年に日本に導入されました。すでに全世界で340万人以上の治療実績を持つとされ、ハリウッドセレブも利用しているといわれています。最新の矯正治療なので高額なのでは?という懸念があるかもしれませんが、症例によってはリーズナブルに治療を行うことができます

 

《マウスピース矯正の特徴》

1.見た目があまり変わらずに矯正が出来る

2.ライフスタイルにあまり影響を与えない

3.取り外しが可能

4.歯ブラシが前と変わらずに出来るのでお口の中を清潔に保てる

5.食事を美味しく食べられる

6.治療経過のチェック回数がワイヤ-矯正と比べると半分

7.治療目標をコンピュ-タグラフィックで視覚化出来る

8.金属アレルギーの心配がない

 

 

《マウスピース矯正の注意点》

1.複雑な歯並びには対応しにくいのでまずは歯科医院にてご相談ください。

2.しっかり着用しないと効果が薄い。1日20時間以上の装着をお願いしています。

  歯磨きやお食事のとき以外は基本的には外さないようにお願いします

 

《マウスピース矯正はこんな方におすすめ!》

1.楽器を演奏する方

ワイヤー矯正の場合、楽器の演奏中に口唇粘膜を傷つけ出血してしまったり、痛みも伴うことがありますが、マウスピース矯正ならそのようなことはおこりません

2.格闘技をされている方

レスリングや空手など顔に打撃を受ける可能性があるスポーツでは矯正器具でお口の中を傷つけてしまう場合もあります。マウスピース矯正ならつけたまま競技にでることも可能です。しかしあまり激しく食いしばると壊れてしまう可能性もあるため、歯科医師と相談してみましょう。

3.セラミッククラウンを使用している方

セラミッククラウンをかぶせたままではブラケットを上手く接着できない、接着しても跡が綺麗に消せないというデメリットがあり、仮歯を入れて矯正に臨む必要があります。マウスピース矯正は、着脱が自由なのでセラミッククラウンを傷つけたり、跡が付くといったこともありません。

 

いかがでしょうか?患者様の大切なお口を守るために1度カウンセリングを受けてみませんか?歯並びで悩んでいた患者様が、おもいっきり笑える生活を迎えるお手伝いを私達にさせてください!!

 

 

歯ぎしりとは?その原因は?

睡眠中、無意識に歯をガリガリと擦り合わせる「歯ぎしり」。皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれません。

 

歯ぎしりは寝ている間に毎晩のようにしているので、睡眠の妨げになり、ひどい場合は、歯や歯周組織の損傷したり、全身にも悪影響を及ぼす場合があります。一緒に寝ている人に歯ぎしりを指摘されたことはありませんか?朝起きた時にあごがこわばっていたり、あごの疲労を感じる人は注意が必要です。

 

歯ぎしり、は口腔異常習癖の一種で、上の歯と下の歯を擦り合わせてギリギリと音を立てる「歯ぎしり」は一般的でわかりやすいのですが、ほとんど音を出さず、上下の歯を強く嚙合わせる、食いしばりや咬みしめ(クレンチング)や、歯と歯を触れ合わせてガタガタ、カチカチと音をさせる「タッピング」と言われるものも「歯ぎしり」に含まれます。

 

睡眠中の「歯ぎしり」は誰にでもみられるもので、こうした歯ぎしりの動作を、普通の健康な人でも8時間の睡眠中に15分ほどしているといわれています。特に、歯ぎしりをする癖のある人たちは、平均40分にもわたっており、ひどい人では、1時間45分も歯ぎしりをする人もいるといいます。

歯ぎしりは、歯のかみ合わせの悪さが引き起こす場合とストレスなどの精神的なものとが原因と考えられています。継続的に起こるケースが危険なので、特にかみ合わせが問題視されます。

 

考えられる原因は、あご筋肉の緊張がアンバランスとなっていることが挙げられます。例えば、虫歯があって歯が痛いときや虫歯治療の金属冠の高さが不適合なとき、歯を抜いたあとほったらかしにしたりすることで、噛み合わせがおかしくなっているときは、あごの筋肉の緊張がアンバランスになっているといえます。こういった理由から「歯ぎしり」が起こります。

この場合、早めに歯科医に相談したほうがよいでしょう。

 

もうひとつの理由は、精神的、または肉体的なストレスから起こっている場合です。寝ている間に歯ぎしりすることによって、日常の不安や憂鬱を発散させていると考えられています。。

 噛み合わせに特に問題がない場合は、今ストレスをかかえていないか、よく考え、なるべくストレスを回避することが大切です。

 

大人だけでなく、子供も同じようにストレスが要因で 歯ぎしりをすることもあるようです。もし自分の子供が歯ぎしりをしたら、噛み合わせだけでなく、何かストレスに感じていることはないか考えてみましょう。

戸田市/歯学博士・専門医のいる歯医者さん

戸田公園インプラントセンター だいご歯科クリニックでは

【患者さんのお口の相談をお受けします。】

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歯の白さや色が人によって違うのはなぜ?

歯の色には個人差があります。これは歯の質の違いによるもので、歯は、最も外側がエナメル質、その下に象牙質、象牙質の中に歯髄(神経)があります。白色のエナメル質は半透明であり、象牙質は黄色っぽい色をしています。歯が真っ白でなく黄色みを帯びているのは、象牙質の色が透けているためです。
エナメル質の色・透明度・厚さや、象牙質の色は歯によって異なります。これらの組み合わせによって歯の色が決まるので、歯の色は人それぞれ異なってきます。

 

また、歯の色が変わってしまう原因にはいくつかあり、まず一つの原因が、歯の神経が死んでしまうことによる変色です。

歯髄(神経)が死んでしまうと、歯が黒っぽくなってしまいます。大きなむし歯や歯の打撲により歯髄が死んでしまうと、歯は徐々に変色してきます。むし歯の治療で神経を取った場合にも、同じように歯の変色が生じます。
 
神経のない歯ではホワイトニングの効果が出にくい場合があります。効果が十分でない場合は、セラミックまたはプラスチックのクラウンを被せることにより白くすることが可能です。

その他の原因として、飲食物に含まれる成分が歯の表面に付着し、歯が黄ばんでしまうことがあります。赤ワインやコーヒー、お茶などの食品に含まれる色素は、歯の表面に付着して着色の原因となります。
着色による歯の変色は、歯のクリーニングにより除去し、歯を元の白さに戻すことが可能です(歯の内側から変色している場合には、クリーニングでは白くできません)。

また、タバコに含まれている成分によって、歯が黄ばんでしまうこともあります。クリーニングによって除去することはできますが、喫煙は歯肉の黒ずみや歯周病リスクの増加など、口の中の健康にも悪影響を及ぼすため、禁煙することが望ましいです。

 

テレビや映画で見るハリウッドスタ-の白い歯に憧れる人も多いと思いますが、日本人と欧米人では、歯の質に違いがあります。日本人の歯はエナメル質が薄いため、もともと歯の色が欧米人の歯に比べて黄色みを帯びている傾向があります。そのため、欧米人ほどの白さにするためには、クリーニングだけではなくホワイトニングも必要になることが多いです。

ホワイトニングを行うことで、もともとの歯の色より白くすることはできますが、ホワイトニングの効果には限界があり、真っ白にはならないこともあります。
さらに白くしたい場合には、セラミックのクラウンを被せることで、希望の白さにすることが可能です。

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発泡剤入りの歯磨き粉を使えば、歯磨き時間は短くていいの?

まず、発泡剤の働きをご説明します。

発泡剤の機能は、口腔内にフッ素など歯磨剤の成分を分散させて、その成分の機能を発揮しやすくし、さらに歯磨き中の液ダレを防ぎ、快適に使用することです。

この機能のおかげで、例えばフッ化物を口腔内に行き渡らせることができ、再石灰化現象が促進しやすくなります。

更に、発泡剤が配合させていることにより、歯磨剤の使用量が少なくても効果的にプラ-クを除去でき、プラ-クの再付着も抑えられることが分かっています。

この様に、発泡剤の機能は歯磨剤の効能を高めてくれる有効な成分ですが、だからと言って、歯磨きを手を抜いて行なっては、十分なブラッシング効果は得られません。

プラ-ク除去のためには十分で丁寧なブラッシング、そのブラッシングに歯磨剤をプラスすることでより効果を高めることができるとお考え下さい。

 

歯磨きは、回数よりも、時間をかけて丹念に磨くことが大切です。特に歯周病の改善には歯に付着している歯垢の減らすプラークコントロールと同時に歯の歯茎のマッサージを丁寧に行うことが重要になるのです。

 

歯磨剤の使用量としての目安は、歯ブラシの先端に小豆粒くらいの大きさ。お子様であれば、もっと少なくても構いません。あまり多く使用すると、歯磨剤の中の研磨成分で、歯の表面が削られすぎてしまい、知覚過敏の原因になってしまいます。

 

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【お子様のお口の相談もお受けします。】

 

事故で歯が抜けてしまった時、どうすればいいの?

子どもの歯は、歯を支えている骨がやわらかい状態のため、ぶつけて強い衝撃がかかると歯が抜け落ちてしまうこともあります。思いもよらず転んだり、事故でボールにぶつかって歯が欠けたり、折れたりすることはとても残念な状況です。また、事故でグラついた歯がしばらくして抜け落ちてしまうリスクもあります。そんなトラブルがおきた際は、大急ぎで抜け落ちた歯を探し、できるだけ30分以内に歯科医院に持って行きましょう。折れた歯は、そのままくっつくことができる可能性があり、抜け落ちた歯は、もう一度生かせるチャンスがあります。

 

抜け落ちた歯は歯科医院に行くまでに、乾燥させないようにしておくことが大切です。歯の乾燥を防ぐには、歯牙保存液(必要な場合は、学校歯科医・嘱託歯科医または近隣の歯科医院へお問い合わせください。)、無い場合は、牛乳の中に歯を入れて浸します。歯根(歯ぐきに埋まっていた根の部分)は触らないようにして歯牙保存液、または牛乳に入れてください。冷たい牛乳は、歯の保存液代わりとなる役目をします。

保存できる時間は短くなりますが、お口の中に戻した状態で保存することも可能です。くれぐれも、ティッシュぺーパーやハンカチに包んで持っていくことはしないようにしましょう。

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【お子様のお口に関する相談もお受けします。】

フッ素って何?体に悪くないの?

フッ素は広く自然界に分布しています。地殻中に多く含まれたフッ素が地下水、河川の水、海水に溶け出しています。食物中にもフッ素は含まれていますが、フッ素含有量の特に多い食物として、 お茶、ワカメ、海苔、海草類、魚介類などがあります。食物から体に取り込まれたフッ素は主に硬組織〔歯や骨〕に蓄積されます。
フッ素が虫歯予防に有効と考えられた根拠は、アメリカで1945年 から1947 年にかけていくつかの都市で水道水にフッ化物を添加した結果、学童の虫歯数が減少し、全身状態の異常などの副作用が見られないという好成績をおさめたことによります。その後アメリカでは水道水にフッ素が含まれることが一般化されすでに50年が経過しており高い予防効果が確 認されています。日本では反対派の意見により、水道水にフッ素が含まれていません。そのため他の方法で補っていく必要があります。その中で一番受け入れやすく簡単なのが歯磨剤です。 フッ素はなぜ虫歯予防に有効なのでしょうか?歯の生え始めの頃は一番フッ素が吸収されやすく、 永久歯への生え替わりの時期にフッ素を取り組むことによって歯質の強化、再石灰化の促進、虫歯の進行を阻止します。大人でも歯周病により骨が吸収され歯肉が下がると、歯の根が見えてきます。 ここはエナメル質のように固くできていないため、虫歯になりやすい部分です。ここにもフッ素は 有効に働きます。子供ばかりではなくフッ素は大人にも有効ですので、是非多くの方にフッ素入り歯磨剤を使用していただきたいと思います。

 

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【お子様のお口の相談もお受けします。】

 

口臭の原因と予防とは?

一口に口臭と言っても原因はさまざまです。

口臭が気になる方は、下記の原因をご覧になり、一つ一つ心当たりをチェックして下さい。

また、原因に対する対処の方法も参考にして下さい。

 

1. お口の中に、大きな虫歯の穴が開いていたり、歯と歯の間に食べ物が詰まる場合

穴に詰まった食べ物が、腐って嫌な臭いを発します。すぐに、歯医者さんに行って治療を受けて下さい。

 

2.お口の中の衛生状態が悪い(歯周病等の)場合

お口の中が不潔だと、磨き残した食べカスが細菌に分解されて発酵し、やがて嫌な臭いがするようになります。

また、既に歯周病に感染している場合は、歯ぐきが化膿して膿を持つので、さらに嫌な臭いとなります。

すぐに対処しないとなかなか臭いを防ぐことが出来なくなりますので、一刻も早く歯科医院で治療をお受け下さい。

 

3.唾液(つば)が少ない、(鼻を使わず)口だけで息をしている場合(特に夏場)

お口の中が乾燥し、お口の清掃状態が悪いと、かなりきつい臭いがします。

お口を清潔に保ち、鼻で呼吸をするよう心がけて下さい。

また、唾の分泌量は精神的な影響を受けやすいので、出来るだけ気持ちをリラックスさせて下さい。乾燥に気付いたら、マメに歯磨きをしたり、水や臭い消しでお口に潤いを与えて下さい。それでも、お口の乾燥が続くようでしたら、歯科医にご相談下さい。

 

4.ホルモン バランスが崩れた場合( 月経前・妊娠など)

身体はホルモンの働きで常に一定のバランスを保っています。(恒常性と言います。)

しかし、女性の場合、月経前や妊娠によってホルモンのバランスが大きく変化するため、体調を崩したり、身体の抵抗力が落ちたりします。その時、お口の中の細菌数が一気に増加するので、口臭がきつくなってしまいます。

予防法として、その時期は普段以上に歯磨きの回数を増やすとともに、殺菌作用の有るうがい薬や、フッ素やキシリトールを利用した積極的な細菌対策を行って下さい。また、体調が悪いときは婦人科を受診し早期の回復に努めて下さい。

 

5.栄養不足( ビタミン不足・ダイエット中等)

食事のバランスが悪かったり、無理なダイエットを行うと身体の抵抗力が衰え、お口の中の細菌数が急増します。その結果、口臭がきつくなったり、歯ぐきに炎症が起こったりします。マメな歯磨きと殺菌作用の有るうがい薬を使って、お口を清潔に保つと共に、バランスの取れた食事をして身体の抵抗力を回復させて下さい。特に、ビタミンCを摂って下さい。

 

6.糖尿病に罹ってしまわれた場合

糖尿病にかかってしまうと、食べものをエネルギーに変換する際に支障が生じるため、 充分なエネルギーを得ることが出来無くなります。       

その結果、身体の抵抗力が低下し、お口の中で細菌の増加を許してしまいます。( 身体に出来た傷口も、すぐに細菌感染を起こして化膿してしまいます。)細菌の数が増加するに従って口臭もきつくなりますが、それだけではなく容易に歯周病 に移行して行きます。ですから、糖尿病治療を行いながら、お口の中を常に清潔にする位の注意が必要です。

毎食後と就寝前には、きっちりと歯磨きをし、歯磨き後に殺菌作用の有るうがい薬を毎回お使い下さい。また、マメに歯科医医院に定期健診に通って下さい。(毎月一回のペースで!)

 

7.血液疾患やガンにかかってしまった場合 

次のような血液疾患にかかってしまった場合は、、歯ぐきから自然に出血したり、歯ぐきが壊死(死ぬこと)や壊疸(腐ること)を起こすので、口臭がかなりきつくなります。これらの症状を起こす疾患は、貧血、血友病、血小板減少性紫班病、白血病、ガン(特に舌ガン、上顎洞ガン、など)が有ります。気になる方は、すぐに内科や歯科を受診して下さい。また、残念にも既にかかってしまわれた方は、医科の先生と連携を取りながら歯科を受診なさって下さい。

 

8.加齢

加齢と共に体臭がきつくなりますが、それと同様口臭も変化して行きます。

赤ちゃんの口臭はどちらかと言えば甘く、臭いを嗅いでも人に不快感を与えません。

しかし、年齢を重ねるに従って口臭は変化し、しかもきつく成ってきて、40歳を越える頃にはかなり不快感を増してくるように成ります。また、入れ歯をご使用の方では、お手入れが悪いと入れ歯に細菌が繁殖して(入れ歯には血液が通っていませんから細菌に対する抵抗力は備わっていません)きつく臭います。

ですからそのことを自覚し、日頃から、若いとき以上にお口のお手入れに励んで下さい。そうしないと、お口の細菌が原因のリュウマチや泌尿器系の疾患を患ってしまうことが有ります、充分ご注意下さい。

お手入れの方法は、通常の歯磨きおよび、殺菌作用の有るうがい薬でのお口の消毒以外に、入れ歯の洗浄(週に何度かは入れ歯洗浄剤をお使い下さい)と消毒(うがい薬でも可です)を行って下さい。

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妊娠中、レントゲン撮影しても大丈夫?

妊娠中のレントゲン撮影で気をつけた方がいいのは、妊娠3~15週頃。しかし、歯科医院で行われるレントゲン撮影では、お腹の赤ちゃんにエックス線が直接あたるわけではありませんし、鉛エプロンを着用することによって赤ちゃんは防護されます。レントゲン撮影をしなくては、適切な治療が進められない場合もありますから、妊娠中であることを伝えたうえで、歯科医の判断を仰ぐのがよいでしょう。

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【妊婦さんの定期検診もお受けします。】

赤ちゃんの歯のためにどんな食品でカルシウムをとったらいい?

日々の生活の中で無理せず、料理の中で取り入れる工夫をするといいです。牛乳以外にもヨーグルトやチーズなどの加工品にもカルシウムは含まれていますし、小魚や小松菜、切り干し大根は、カルシウムを豊富に含んだ食品です。
また、豆腐や凍り豆腐、納豆などの大豆製品はカルシウムを多く含み、さらにタンパク質源としてもすぐれた食品です。
野菜やくだもの、魚、肉、穀物などをバランスよく食べて、カルシウムだけでなく必要な栄養素をしっかり摂るよう心がけましょう。

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おなかの中の赤ちゃんの乳歯が丈夫になる食事って?

赤ちゃんの歯の元となる歯胚(しはい)は、妊娠初期から作られます。その歯胚が固く丈夫になるのが妊娠4ヵ月目頃から。永久歯の歯胚の一部もこの時期に作り始められます。歯の基質を作るために必要なのは、良質のタンパク質。乳製品や豆腐、卵、魚などに多く含まれます。ですが、タンパク質だけでは丈夫な歯はできません。歯の石灰化にはカルシウムやリンが必要であり、エナメル質にはビタミンA、象牙質にはビタミンCが必要です。
また、カルシウムの代謝や石灰化を調整する役割を担うビタミンDも大切。ですから、これさえ摂っていれば丈夫な歯になるという栄養素があるわけではなく、様々な食品をバランスよく食べることが望ましいと言えます。

 

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【妊婦さんのお口の予防もお受けします。】

 

 

 

親の虫歯が多いと、子どもも虫歯になりやすい?

生まれたばかりの赤ちゃんの口には、ムシ歯の原因菌である細菌(ミュータンス菌)はいません。パパやママなどが使ったスプーンで赤ちゃんに食べさせたり、またキスしたりすることによって、ミュータンス菌が赤ちゃんにうつってしまいます。
ただ、親子のスキンシップはとても大切ですから、両親が口の中をいつもキレイにすることで、細菌(ミュータンス菌)が赤ちゃんにうつるのを最小限に抑えられます。まずは、妊娠したらご夫婦で歯科健診を受けることをお奨めします。妊娠初期は治療出来ない場合もありますが、上手な歯磨きの方法などの適切なアドバイスがもらえますし、はのクリ-ニングも可能であればできます。いつも清潔にしていれば、細菌(ミュータンス菌)が極端に増えることはありません。

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子どもの歯磨剤使用後はどうすればいいの?

以前はうがいのできない2歳以下の乳幼児の場合、フッ化物配合の有無にかかわらず歯磨剤の使用は推奨されていませんでした。フッ化物の応用に関して大きな見直しがされ、虫歯予防のために、歯の萌出直後からのフッ化物使用が望ましいとされました。仕上げ磨きの時に「フッ化物イオン濃度500ppm」のフッ化物配合歯磨剤を「(子どもの)切った爪程度」歯ブラシにのせて歯を磨きます。この量は、毎日飲み込んだとしても副作用に関しては問題ない量とはいえ、本来飲む食品ではないので、泡なども含め歯面や口腔内に残っているものはガーゼなどで拭きとってください。ただし、水などを飲ませたり、うがいさせたりはしないでください。

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【お子様の歯科治療もお受けします。】

 

妊娠中のお口のケアのポイント

まず、無理をせずできる範囲でお口のケアをしましょう。妊娠すると、食生活が不規則になって口腔内環境が悪化しがちなうえ、唾液の変化、体調の変化、つわりなどでいつも通りのブラッシングができにくいものです。そんなときは、むりをせず、できる範囲でいいので、お口のケアに努めましょう。歯磨きは、気分のいいときにササッと行えるように、洗面所だけでなくリビングやキッチンなど目につく場所に自分用の歯ブラシを置いておき、出来そうなときに磨くのもおすすめです。キシリト-ルガムやタブレットもどのタイミングでもいいので摂取することで、プラ-クの粘着性を低めたり、唾液の分泌が増えて歯の再石灰化を促進する効果などが期待できます。

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【妊婦さんのお口のケアもお受けします。】

歯周病と早産の関係性について

歯周病にかかっている妊婦さんは、かかっていない妊婦さんに比べ、早産や低体重児出産のリスクが5~7倍に膨らむと言われています。母子健康手帳の「妊娠中と産後の歯の状態」にも「歯周病は早産等の原因となることがあるので注意しましょう」と明記されています。妊娠中の歯周病は赤ちゃんに影響することを知っておきましょう。妊娠中でも、歯周病の治療をしていけば、炎症を減らすことができ、リスクを軽減することができます。ぜひ、ご自身はもちろん、赤ちゃんのためにも積極的に治療しましょう。

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【妊婦さんの歯科治療もお受けします。】

妊娠時のお口の中の変化について

妊娠すると、さまざまな変化が体に現れますが、それに伴いお口の中も変化します。嘔吐を伴う「つわり」や、嗜好の変化により唾液のpHが酸性に傾き、歯のエナメル質が弱くなる可能性もあります。その他、食事回数が増えたり不規則になったりして、歯磨きが困難になる方も多数いらっしゃいます。妊婦さんには、唾液の分泌量が減って口の中がネバネバすると感じる方がいる一方、唾液の分泌が多すぎて気持ち悪くなる方もいます。また唾液のはたらき自体が低下するため、お口の中にプラ-クが停滞し、虫歯が発生・進行しやすくなります。さらに、歯茎が腫れたり出血しやすくなったりなど、歯茎の炎症(歯肉炎)が起きやすくなる他、免疫力が低下するため、口内炎や口角びらんなども起こしやすくなります。

戸田市/歯学博士・専門医のいる歯医者さん

戸田公園インプラントセンター だいご歯科クリニックでは

【妊婦さんの歯科治療もお受けします。】

赤ちゃんの歯はいつごろから作られるの?

赤ちゃんの歯は妊娠の自覚があまりない、妊娠7週ごろから形成が始まります。

この時期に作られるのは歯の細胞の塊で乳歯の基となる「歯胚」とよばれるものです。

4か月を過ぎたころには、だんだんと硬くなりはじめ、歯らしい形になっていきます。

戸田市/歯学博士・専門医のいる歯医者さん

戸田公園インプラントセンター だいご歯科クリニックでは

【出産前後の妊婦さんの歯科治療もお受けします。】

シーラントって何?

生えたての乳歯や永久歯の奥歯の噛み合せにある溝をプラスチックやセメントで埋め、事前に虫歯を予防する処置のことをいいます。小窩裂溝予防填塞[しょうかれっこうよぼうてんそく]やフィッシャー・シーラントともいいます。

生えて間もない歯はきちんと掃除ができないため、毎日歯を磨いていたとしても虫歯になってしまうことがあります。

シーラントはこのような事態を防ぐために、プラスチックやセメントで奥歯の溝を埋めて、物理的にお口の環境を改善する方法です。乳歯や永久歯が生えてから34年までの間に、奥歯の溝が深い(または、複雑な形をしている)子どもが受けると効果的であるとされています。シーラントが適応かどうかについては、かかりつけの歯科で相談しましょう。

 

 

 

戸田市/歯学博士・専門医のいる歯医者さん

戸田公園インプラントセンター だいご歯科クリニックでは

【お子様の歯科治療もお受けします。】

 

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