インプラント治療後のメンテナンスで重要な歯みがき いつからOK?しないとどうなる?|だいご歯科 戸田公園おとなこども歯科・口腔外科・矯正歯科|戸田市本町・戸田公園駅の歯医者

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インプラント治療後のメンテナンスで重要な歯みがき いつからOK?しないとどうなる?


インプラント治療後、歯みがきはいつから始めていいのか、迷ったことはありませんか?


「痛みが残っているうちは触れないほうがいい?」「強くみがいたら悪化するかも…」と、不安を感じる方は少なくありません。

実は、治療後の歯みがきこそが、インプラントを長持ちさせるための大切な習慣です。


この記事では、インプラントのメンテナンスとして、歯みがきはいつからOKなのか、正しい方法や回数、ケアしないとどうなるのかまで、解説していきます。


■インプラント治療後も歯みがきが重要な理由

インプラントは人工歯のため、むし歯にはなりませんが、プラーク(歯垢)にはとても弱いという特徴があります。


天然歯には唾液による自浄作用や再生力がありますが、インプラントにはこうした働きがありません。そのため、一度汚れがたまると自力では回復できず、特にインプラントの周りは、細菌が集まりやすく、歯ぐきに炎症が起きやすい部位です。


そのままにしておくと、腫れや出血、違和感などのトラブルにつながるおそれもあります。

こうしたリスクを防ぐには、毎日の歯みがきに加えて、歯科医院での定期的なクリーニングが欠かせません。


治療が終わってからのセルフケアとメンテナンスこそが、インプラントを長く使い続けるために大切なのです。


■インプラント治療後の歯みがきはいつからOK?

手術を受けたあと、「歯みがきはいつから再開していいの?」と不安になる方も多いと思います。


基本的には、当日はブラッシングや強いうがいを避けるのが一般的な注意点です。血のかたまり(血餅:けっぺい)が流れてしまうと、傷の治りが悪くなるおそれがあります。


翌日からは、手術部位を避けて、やわらかい毛先の歯ブラシでやさしく清掃を始められるケースが多いです。うがいも「ぶくぶく」よりも「口に含んで優しく吐き出す」程度がよいでしょう。


痛みや出血がないようであれば、他の歯を丁寧に磨いて、お口の中を清潔に保ちましょう。

インプラントを入れた部分の清掃は、抜糸後や1週間前後からが目安とされることもあります。


ただし、傷の治り具合によって個人差があるため、再開のタイミングは歯科医師の指示に従うことが大切です。


■インプラント周りの歯みがき方法と回数

インプラントを長く使い続けるには、毎日の歯みがき習慣が欠かせません。基本的には、1日2回以上(朝・夜)を目安に、丁寧なブラッシングを心がけましょう。


使う歯ブラシは、毛先がやわらかめでヘッドが小さいものがおすすめです。インプラント周囲は、天然歯に比べて汚れがたまりやすいため、軽い力で小刻みに動かすのがポイントです。

歯と歯ぐきの境目や、インプラントのまわりは特に丁寧に磨くようにしましょう。


さらに、歯間ブラシやデンタルフロス、電動歯ブラシといった補助清掃用具も活用すると、プラーク除去の精度が高まります。特に歯と歯の間や、歯ブラシの届きにくい部位は、毎日コツコツお手入れすることで清潔を保てます。


インプラントの位置や形によって適した清掃方法が異なる場合もあるため、歯科医院でのブラッシング指導を受けることでより効率的にお手入れすることができるでしょう。


■インプラント治療後に歯みがきをしないとどうなる?

治療が終わってホッとしたあと、つい歯みがきを怠ってしまうことがあるかもしれません。


ですが、歯みがきをしない期間が続くと、インプラントのまわりにプラーク(歯垢)がたまりやすくなります。プラークは細菌のかたまりで、そのまま放置すると、歯周病のように歯ぐきが腫れたり、赤くなったり、出血やねばつきを感じるようになることもあります。


炎症が長引けば、噛みにくさや口臭の原因になるだけでなく、インプラントを支える骨にまで負担がかかり、最終的にはインプラントの寿命を縮める可能性もあります。


こうしたトラブルが進行しないためにも、毎日の歯みがきは大切です。


■自宅ケアと定期メンテナンスのバランス

インプラントを長く安定して使い続けるためには、毎日の歯みがきとあわせて定期的なメンテナンス(通院)が欠かせません。


通院の目安は、一般的に3〜6ヵ月に1回。お口の状態やリスク(喫煙・糖尿病・歯周病の既往など)によって、頻度は調整されます。


定期メンテナンスでは、インプラントや歯ぐきの状態チェック、専用器具を使ったクリーニング、噛み合わせの確認などを行います。家庭でのケアでは取りきれないプラークや歯石も、しっかり除去できます。


また、レントゲンやCTを使って骨の状態や異常の早期発見もできるため、トラブルの予防にもつながります。


治療が終わったあとも、通いやすいペースで専門的なチェックを受けることが、インプラントを守る大きな支えになります。


■インプラントと長くつきあうために

インプラントを長持ちさせるには、「いつから」「どう磨くか」を意識した毎日のケアが欠かせません。歯みがきをしないままでいると、炎症や違和感といったトラブルにつながることもあります。


治療後も、セルフケアと定期メンテナンスを組み合わせることで、インプラントはより安定して使い続けられます。


だいご歯科では、治療後も安心して通える丁寧なメンテナンス体制を整えています。

わからないことや不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。


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